読書感想文の書き出し例文【7パターン】+α


読書感想文を書くに場合、書き出し をどんなふうにしたらよいかで悩んでしまい、ぜんぜん先に進まない状態に陥りがちです。

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読書感想文を書きやすくするための構成(何を+どの順番で書くか)には、いくつかのパターンがありますが「書き出し」にもいくつかのパターンがあります。

今回はその「読書感想文の書き出し」の部分に注目し、使いやすい7つのパターンをご紹介いたします。

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読書感想文の書き出し方の例

自分なりの書き出し方が思いつかない場合は次に掲げる書き方を参考にしてみましょう。

読書感想文「書き出し」
     
    ①その本を選んだ理由からはじめる
    ②「カッコ書き」ではじめる
    ③印象に残ったフレーズではじめる
    ④読んで感じた「結論」からはじめる
    ⑤感想と同じ「名言」からはじめる
    ⑥疑問の投げかけからはじめる
    ⑦数字を利用する


以下、いくつか例をあげましたので参考になれば幸いです。
 

「①その本を選んだ理由」の応用例

「その本を選んだ理由やきっかけ」は、感想文を読む側も関心のある点ですので、そこから入ることは自然な展開方法といえます。その際「読み手が関心を示す表現」を使えれば、それだけ感想文の評価も高められる訳です。

効果的な演出方法を2つご紹介いたします。

その本が自分にとって特別な本だから選んだ・・と伝わるようにする。

この方法は長年読み継がれているロングセラー本などに使える方法ですが、読み手が思わず「なに!?」と引きこまれる書き出しにできます

例えば、次のような展開はいかがでしょうか。本の内容には一切触れずに、どのジャンルの本でも、いきなり 約300字 程度の分量をうめることができます。(^∇^)″

書けない人が、無理やり文字数を埋める「裏ワザ」的文章術といえます。 

 私がこの本を読むのは、実はこれが4回目になります。初めに読んだのは小学校6年の夏休みでした。当時の私には、使われている表現や内容が難しく感じられ、本来的に著者が伝えようとしていた大切な部分すら分からずに読み終えてしまいました。読解力の乏しい当時の私でしたが、どうにも心に残る登場人物のセリフがあったため、そのセリフを口にするにいたった背景を理解しようと、すぐに2度読み返した本だったのです。
 年月を経た今回、改めて読み返えすことにしたのは、子供のころの私に影響を与えた思い出深い本だからという理由と、私にとって「感性の成長を知る手掛かり」になる唯一の本でもあったためです。(297字)


・・・このような「理由」があるのであれば、その本を選んだことに納得せざるをえません。また、これまでに読んだ回数を示すことで「4回も読んだ!?」と強く興味付ける効果を与えます。

読書感想文に限ったことではありませんが、文章に興味づけさせ、説得力を与える秘訣の1つが、⑦番目でも掲載しましたが「数字を用いること」なのです。

また、このような書き出しの利点には「過去の自分」と「今の自分」の2人の視点から感想を書くことができる点があげられます。つまり、本の同じ部分に対して「2人の自分」の感想を対比させながら書けるため、その後の文章の「文字数」も稼ぎやすくなるのです。(^∇^)″ 


「そんな私が偶然書店で手にしたのがこの本でした。」・・でつなげる。

読書感想文の冒頭部分で、その本との出会いを「運命的な出会い」であるような演出を使ってみましょう。

オーバーに言えば「この本との出会いが自分の人生のターニングポイント(転機)になった」と伝わるような表現を使い、読者の関心をひきます。

人間は「人生の転機となった原因や方法」を知りたがるものだからです。そのためこの表現方法をもちいることにより、読み手に、後の文章に何か書いてあるのかと「ワクワク感」を与えることができます。

この演出方法としては、次のような順序で書くとよいでしょう。

①まず、日頃の悩みや疑問、関心ごと、最近の出来事などの説明を書く。
②その後、次のような運命的出会いを感じさせる「接続の文」でつなげる。


「そんな私が、偶然書店で手にしたのがこの本でした。」
「そんなときに出会ったのが、この本でした。」
「そのとき偶然目にとまり、手にしたのがこの本だった。」
「そんな自分に、一つの光をあたえてくれたのがこの本でした。」など

そのあと・・

③「この本は~」で本の内容の簡単な説明に入る。
※②と③はつなげて書いてもかまいません。

 今年の二月、僕は自宅近くの公園で仔猫を拾った。真冬の寒さの中、放っておくとすぐに死んでしまいそうなほど、か細い声で鳴いていたのだ。猫を飼った経験がなかったため、仔猫にはどのような餌を与えていいものかも分からず、すぐに近くの書店に駆け込み、役に立ちそうな本を探した。知りたい情報は立ち読みで済んでしまったのだが、そのとき偶然、近くにあった本に目にとまり、手にしたのがこの本だったのだ。僕は仔猫の看病をしながら、その日のうちに一気に読み終え、これまでにないほどの大きな感動を得ることとなった。今になって思えば、その仔猫は、僕をこの本に引き合わせてくれた、まさに「招き猫」そのものだった。この本は、世界で初めて、動物が人に与える癒しの効果を・・・(317字)

つまり、シナリオの王道である「そんな私」+「偶然の出会い」の演出を読書感想文に応用するわけです。

そんな私が→ 偶然手にしたこの本によって→ こうなれた!
dokusyo

 
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②「カッコ書き」から入る

「③印象に残ったフレーズではじめる」や「⑤感想と同じ「名言」からはじめる」の書き出しも、多くはこちらのパターンに当てはまります。例えば・・

「他人に善を尽くすとき人は自己に最善を尽くしているのだ。」マザーテレサの人生は、まさにこの言葉の~

など・・

このように、その本からの学びを一言で表す「短いフレーズ」や、要点を的確に伝える「格言」「名言」をまず書き出し、それに続けて「この本は、まさにこの教えを私の心に刻みつけてくれる本となりました。」・・のようにつなげます。

そして「なぜ、そのような学びを得ることになったのか」を「説明」していくスタイルにすれば、その後の文章は書きやすくなります。苦手意識のある「感想文」も「説明文」「解説文」だと思えれば楽に書けるのです。

この場を借りて、文章ベタの私が心の支えにしている言葉をご紹介いたします。

「小説」の書けない人間でも「解説」なら書ける

(^o^)ノシ (^o^)ノシ (^o^)ノシ

余談ですが、読書感想文全体を「説明」として考え、時系列的に(つまり時間の流れに沿って)3段階で「説明」する方法も、書きやすい文章の構成例といえます。

順序通りに説明していく構成の例

    jikeiretu
    ①読む前の説明→ 「この本を選んだ理由」「読むに至ったキッカケ」などについての説明
    ②読書中の説明→ 読んでいる最中に「感じたこと」「思い出したこと」についての説明
    ③読書後の説明→ 「反省したこと」「改善しようと決意したこと」についての説明

また「④読んで感じた「結論」からはじめる」も同じように、その後の文章を「その説明」調で書いていけるようになるため、書く苦労が少なく感じる文章術です。

学んだことの「結論」を先に掲げることで、読み手の「そう感じた理由を知りたがる心理」に働きかけることができます。人間には「理由を知りたがる心理」があるからです。
  

⑥疑問の投げかけから入る

「命は大切だといいます。ではなぜ戦争になるとあれほど簡単に人を殺せてしまうのでしょうか」など・・

こちらは「疑問を疑問のままにしておきたくない心理」に訴える方法です。「疑問に対して答えを知りたがる心理」といってもいいものですが、疑問の投げかけは、相手の頭に「なぜ?」の感情をいだかせるものであり、相手に対して「意図的に欲求をつくる行為」なのです。

簡単にできる心理操作的表現の1つですが、その後の文章(答え)に興味をもたせる効果があります。
 

「⑦数字を利用する」の例としては・・

「この本を読むのは、実は4回目になります」の所でも紹介しましたので、その他の例としては・・

「私がこの本を買うのは、これが3回目になりました。」
「私がこの本の感想文を書くのは、これで2回目になります。」
「この夏、私は22冊の本を読破した。ひと夏の読書量としては自己新記録を~」や、

本文の中から発見した数(個数・回数)や、あなたの知っている統計的な事実などを引き合いに出すのも良いでしょう。読者の知らないような「具体的な数字」をあげることは、文章に「ニュース性」を与えることになります。

人間は自分の知らない新しいこと(ニュース)に対して反応を示す心理があります。つまり、文章に具体的な数字を盛り込むことで、読者に「なに!?」と、注目させる効果を与えることができるのです。

 韓国では毎年約200万頭の犬の肉が食用として消費されています。また、日本ではクジラの漁に対し海外から強く非難されていることがニュースでよく取り上げられています。そればかりか、日本ではいたるところで「マグロの解体ショー」が実施され人気の「ショー」の一つになっています。このような事実を知るたびに、私は今日の人間の「食」に対する意識に異和感をもつようになりました。今回『いのちの食べ方』という本を題材に選んだのは、そんな私の、人間のもつ「食」に対する考え方を・・


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書き出しには「興味づける仕掛け」を施す



2017年の「読書感想文対策」には
是非こちらのページをご覧ください

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感想文は大変な課題ですが、なんとか頑張ってください(^o^)ノシ

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One Response to “読書感想文の書き出し例文【7パターン】+α”

  1. はっくん より:

    参考にさせてもらいました
    結構助かりました
    (^-^)b

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