花粉症治療の1つである 舌下免疫薬による減感作治療に、
今年2014年6月頃より保険の適用が認められることになりました。

舌下つまり、口の中の 「べろ」 の下に、目薬のように薬を垂らす治療法です。

花粉02

減感作療法とは、アレルギーの元になっている物質
(アレルゲン)を体内に少量投与しアレルギー物質に
体が過敏な反応をしないようにする治療法です。

つまり、花粉症の場合であれば、花粉自体が悪さをしている訳ではなく、
花粉に対する「過剰な反応」が花粉症であるため、花粉に慣れさせる
ことで過剰反応をしない様にする治療法というわけです。

減感作療法は、アレルギーの根治を期待できる療法とされています。

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■この方法が保健適用されるとなにが嬉しい?

これまでは、注射を用いる方法のみ認められていたため
その都度、病院に注射をしに行かなければなりませんでした。

つまり、舌下投薬が保健承認されたことにより

通院回数を減らすことができ
②注射を必要とせず口に投薬するだけで済み
治療費も安くすることことになった

花粉 薬

という、花粉症の人にとってはありがたい
3つの利点を得ることになりました。

ただ注意点もあります。

多少とはいえアレルゲンを体内に入れるわけですから、
アレルギー反応が出る可能性がある
点です。

花粉症の症状が出たり、発作や喘息のような症状、
ひどい場合には、アナフィラキシー反応が起こり、
命に関わることも無いとはいえないのです。

また、舌下薬は治癒年数が早まるというわけではなく、
その点は注射による減感作療法と同じです。


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■さらに病院費用を毎回「1000円」安くするには?

保険が適用されるようになったとはいえ、
病院の薬は市販薬より高ものです。

アレルギー治療の場合、単に定期的に薬をもらいに
行くだけなのに、病院は薬屋さんではないため、
薬だけくださいという分けにもいきません。

そこで!

病院の薬代を「毎回1000円」程度安くする知恵
をお伝えいたします。

1000円札

その方法とは・・・

右指 新 院内処方の病院を選ぶ

というものです。

病院で薬をもらう際のスタイルには2つあります。

院内処方の病院
 病院の受付などで直接薬を出してもらうスタイル
院外処方の病院
 病院から処方せんもらい薬局で受け取るスタイル

薬代(薬剤料)そのものは、どちらでも変わらないのですが、
薬をいただくまでには、処方箋受付料・調剤手数料など、
さまざまな課金のルールがあります。

病院の窓口で直接受け取るスタイルの場合、
それらの手数料がカットされるため

院内処方と院外処方では・・・

毎回薬をもらいに行くたび1000円弱の差がでます!

窓口で直接薬をけ取るスタイルの病院の方が
1000円程度安く済むのです。

そのため、病院を探す際は次の検索キーワードを使い
お近くの院内処方の病院を探してみましょう。

検索キーワード⇒  「 (地域名) 花粉症 減感作療法 院内処方  」

花粉症治療に限ったことではありませんので
病気に備える「病院の裏ワザ」として覚えておきましょう。
 
   
              院内処方の病院を利用する